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精神病院の入院患者十人十色

私が精神病院を退院してから、10年が経ちました。

今も通院しながら、治療を続けています。

入院通院を通して、精神病を抱えた様々な方と知り合いました。

精神病院と名前がつくだけで、知らない方には怖い場所だと思います。私も病気になる前は、行きたくない病院でした。

精神病棟退院後、他の入院患者さんのプライバシーに配慮して記事にすることを控えていました。
すでに十年が経ち、入院時に出会った方々について少々書いて問題は無いであろうと判断し、これから書いていきます。

誰でも、知らないことに対して不安を感じるのは当然です。

精神病院は、こんな感じで、どんな患者さんが居るのかをお伝えすることで、

「精神病てそうなんだ!」

「思ってたよりは、普通だね」

「やっぱり、怖い所だ...」

と、いろいろな感想を持っていただければ幸いです。

入院患者一人目、「私」

ハンドルネーム「するが」こと私は、仕事中に強い抑うつ感情を感じ、内科に数回通院しても改善の兆しが見られないため、精神病院での診察を勧められました。

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初めての精神病院。

戦々恐々と訪れた精神病院の待合室に、勇気を出して足を踏み入れると、そこは穏やかな音楽が流れ、喧騒に包まれた内科とは違い静かな場所でした。

私の他に2,3人の患者さんが各々診察を静かに待っていました。

私の名が呼ばれ、いざ診察室へ。

診察室はごくありふれた、診察室でした。

医師は今までの経緯を細かく丁寧に聞いてくれて、随分長い診察時間であったと記憶しています。

医師から「数種類の薬を服用して様子を見ていきましょう。」と説明を受け、診察は終了しました。

初めての診察への不安が晴れ、そしてインフルエンザと同じように薬の服用と休息で完治する。と思い、その時は安堵していたのです。

続きます。

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